製菓材料の保管方法と使い方
目次
製菓材料は保管方法が重要
スイーツを作るのに必要な材料はいろいろあります。お菓子をたくさん作る人は、大量の製菓材料をまとめて購入し、長い間保存している場合もあるでしょう。この場合、まとめ買いをする場合は、材料の保存方法には注意を要します。
いい加減に保存してしまうと、虫が住み着いてしまったり、質が落ちてしまう事があります。代表的な製菓材料の保存方法と使い方についてまとめてみます。
小麦粉の保存方法
洋菓子を作る時に、ほぼ毎回顔を出す材料と言うと、まず小麦粉が挙がってきます。小麦粉は湿気のない場所に保存する事が基本です。小麦粉は湿気が苦手だからです。そのため、シンクの下などを保存場所としてしまうのは適当とは言えません。
保存の時は、開封した場合はタッパーなどに入れると良いでしょう。袋から取り出す必要はないものの、袋をそのままタッパーに入れて二重に封をすることで、湿気から守れるようになります。直射日光の当たらない場所に保存すると良いでしょう。
開封したものを、少し折り曲げて保存する程度では、ダニや他の小さな虫が、後から出て来てしまうことはよくあります。タッパーの中に、さらに乾燥剤を入れるようにすると、さらに良いでしょう。もし冷蔵保存する場合は結露に気をつけながら、密封できる容器にしっかり入れてください。
それによって、湿気対策と同時に、防臭対策も可能でしょう。また使い方に関しては、いつも定量を使うような場合は、最初から小分けにして保存するようにすると、ムダに空気に触れさせることもなく効率的であるとも言えます。
バターの保存方法
スイーツに使うもう人等の主材料と言えば、バターも挙げられます。バターは動物性油脂で、室温が概ね18度を超えてしまうと、常温保存が出来なくなってしまいます。バターは温度に要注意です。そのため、基本的には冷蔵庫での保存となります。
ただし一つ注意点があります。小麦粉と同じように、バターは臭いを吸ってしまう性質があります。そのため、冷蔵庫にて保存してしまうと、臭い移りのリスクがあるため、あまり臭いが強いものとは離しておくと良いです。また、タッパーなどを使って隔離すると良いでしょう。
バターは冷蔵庫保存すると硬くなります。まとめて使う場合はまだしも、仮に少量だけ使う場合は、最初から小分けにした方が良いかもしれません。
ちなみにバターは冷凍保存をすることも可能です。冷凍保存の場合は、使用する分だけ小分けにして、ラップに包み、さらにそれをタッパーやバッグに入れて保管します。