和菓子と洋菓子の作り方
目次
和菓子と洋菓子の違い
お菓子やスイーツを大きく分けると、和菓子と洋菓子とに分類されます。両者の違いは何となく分かるという人は多いでしょう。しかし、具体的な違いはあまり知られていないかもしれません。
簡単に説明すると、和菓子は主にあんこを作るための小豆や餅粉、白玉粉が主原料としてよく使われます。また他の頻繁に使われる材料としては、寒天や卵白、小麦粉があります。和菓子は水もよく使います。
一方洋菓子の主原料はバター、生クリーム、小麦粉、卵などです。また生のフルーツをよく使うのも特徴的です。
おおまかに言うと、洋菓子の場合は乳製品がよく使われ、和菓子の場合は小豆や米などの穀物がよく使われます。
作り方にも多少の差があります。和菓子は蒸す工程がしばしば出てきます。また一つ一つ丁寧に仕上げていく事がよくあります。
洋菓子は焼く工程が多いと言えます。両者は見た目も違います。パット見てどれが和菓子か洋菓子かすぐ分かるという人は多いでしょう。
和菓子は色どり豊かで大きさはだいたい同じような感じです。またフォルムは丸いものが多いです。自然界のもの、例えば動物や花やフルーツを模したものも多いのが特徴です。
洋菓子は形が実に様々です。カラフルなものもあり、ゴージャスなニュアンスのものも目立ちます。単体での存在感が大きいのも特徴です。
和菓子の作り方
和菓子にはたくさんの種類があります。そのうち代表として大福の作り方を簡単にご紹介します(白玉粉100g、砂糖30g、水150ml)。大福は中に季節のフルーツを入れたり、生地に好きなパウダーを練り込んだりと、バリエーションも多く広げられるのも魅力です。
また、なんといっても伸びる生地が病みつきになるお菓子です。基本の材料は白玉粉と砂糖と水です。これらを良く混ぜます。混ざったらレンジで2分くらい加熱します。その後再びよく練ってさらに1分加熱します(もし粉っぽさがある場合はなくなるまで加熱を続けます。硬さは水を追加するなどして調整します)。
市販の餡でも手作りの餡でも、それを事前に丸く小分けにまとめておきます。生地がいい感じになった時に、小分けにして少し平べたく伸ばし、餡を載せ包みます。
洋菓子の作り方
洋菓子の例としては、スポンジケーキを例にしたいと思います。スポンジケーキを作れるようになると、後は生クリームやフルーツでいろいろなアレンジが可能です。材料は卵3個と薄力粉90g、そして砂糖が90g、バター15g、塩がちょっとです(バニラエッセンスはお好みで)。
バターを溶かしておき、卵は卵黄と卵白に分けます。卵白と砂糖と塩を入れて角立ちするまでしっかり泡立てます。そこに卵黄とバニラエッセンスを混ぜます。薄力粉をふるってから投入し、へらで混ぜます。
最後にバターを入れてよくミックスします。型に入れてオーブンで35分くらい焼きます。温度は170度です。これだけです。後は好みに合わせて盛り付けをアレンジしてください。