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製菓材料の種類とメーカー

目次

製菓材料の種類はいろいろ

製菓材料の種類とメーカーお菓子を作るのに、必要な材料は数多くあります。薄力粉や卵や砂糖やバターは基本中の基本とも言える材料です。また牛乳やカカオパウダー、フルーツ、チョコレート、バニラなどもいろいろな場面で使われます。

製菓の材料全てを完全に把握するのはなかなか難しいものですが、材料に精通することで、お菓子作りの上達につながります。代表的な材料の種類やメーカーについて簡単にご紹介したいと思います。

薄力粉の種類やメーカー

まずは薄力粉の種類やメーカーについてご紹介します。薄力粉はどれも同じように見えるかもしれません。しかし実際は、メーカーや商品によって、特徴が大きく異なるものです。小麦粉は含有されるグルテンというたんぱく質によって、特徴が変わってきます。

強力粉などと違って、グルテンの量が少ないのが薄力粉です。グルテンの量が少なくなると弾力もそれに伴って少なくなるため、薄力粉はお菓子向きで、強力粉はパン向きとなります。

日清製粉という大手の「スーパーバイオレット」という薄力粉は、だいたいたんぱく質料が6.2%前後です。通常の「バイオレット」は7.8%です。江別製粉の「フェリーヌ」という商品は8.7%前後、「ドルチェ」は9.3%前後となります。日清製粉の「エクリチュール」は9.2%前後です。

同じ薄力粉でもたんぱく質の含有量に違いがあります。ではこの差は、どのような仕上がりの差を生むのでしょうか。

スーパーバイオレットはシフォンケーキやマドレーヌなどを作るのに向いています。この小麦粉はキメ細かくソフトな仕上がりになります。

バイオレットはクッキーやパウンドケーキなど、どんなタイプの焼き菓子にも使えるオールラウンダーです。フェリーヌはふわっと感が強く軽く仕上がる上質な薄力粉で、スポンジやシフォンに向いています。

ドルチェはしっとりした口当たりを演出したい時に良い小麦粉です。またエクリチュールはサブレなどサクサクした食感を生みたい時に良い粉です。

バターの種類やメーカー

今度はバターについて見てみましょう。バターにもいろいろなメーカーがあります

有名どころでいうと、明治バターはコクがあって濃厚で素材の風味を引き出してくれるバターです。カルピスも意外にもバターを作っています。カルピスバターは香りがよく芳醇さが際立ちます。森永のバターはわりとまろやかなのが特徴です。よつ葉バターはミルク分の風味やコクの良い一品です。よつ葉のものはパウンドと、明治はタルト、カルピスはマフィンなどと相性が良いとされています。

薄力粉とバターの種類を少しだけ紹介しました。メーカーごとに同じように見える材料であっても、それぞれ特徴があります。自分の作りたいスイーツをどんな仕上がりにしたいかをイメージして、素材選びから意識を高めてみてください。


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